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妄想小説 Lunar eclipse



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逢瀬を重ね、半年も過ぎたころ、彼が行方不明になった。

ベイカーストリートにある彼の部屋は、整然と固片付けられいる。

部屋の状況からすれば、数日間の外出にしか感じられない。

しかし、待てど暮らせど、彼からの連絡はない。


マチルダは、今、ロンドン警察にいる。

ショパンヌが行方不明になったこと、それまでの状況を警察に説明した。

「マチルダさん。話しは解りました。彼の名前と住所、出身地、彼の特徴とか教えていただけませんか。」

マチルダの説明の後、ブーリー警部は、「ちょっとお時間を頂けますか。調べてきますので。」そう言うと、部屋を出て、戻ってきたのは1時間後であった。

「マチルダさん。あなたの言った住所、その他の情報も全て調べましたが、ショパンヌという人の情報がないのです。」

マチルダは呆然と立ちつくしている。

「彼からもらった物や、行った場所、何でもいい。もう少し詳しく教えていただけませんか。」

ブーリー警部は、マチルダの胸元を見ている。

「そのネックレスは、もらいものですか。」

「ええ。ショパンヌに買ってもらったんです。あっ!ブーリー警部!このネックレスを買ってもらったお店の主人とショパンヌは、昔からの知り合いだと言っておりました。」

「そうですか、では、そのネックレスを貸していただけますか、それと、そこの場所を教えてください。」

マチルダは、月の形をした、ネックレスをブーリー警部に渡し、帰ることにした。


翌日、行方不明捜索のお願いも新聞にだしたマチルダのもとに、髭を生やした、特徴的な丸眼鏡をした、長身のマルカーニと言う男が訪ねてきた。

「マチルダさん。私は、あなたの探している、ショパンヌさんの居場所を知っています。しかし、今は、場所を教えてはいけないことになっています。今から数日後の月食の日に居場所を伝えるように言われているのです」

老紳士の、知的な会話の仕方と、愛嬌のある笑顔を見て、マチルダはマルカーニを信用することにした。

「解りました。マルカーニさんあなたのことを信じます。数日後に訪れる月食を待ちましょう」

「マルカーニさん。お話ししておかなければならないことがあります。実は、ロンドン警察のブーリー警部にもショパンヌのことを話しました。」

マルカーニの表情が険しくなった。

「マチルダさん。もう一つだけお願いがあります。月食が訪れるまで、その数日間は、ブーリー警部と連絡を取らないでいただきたい。もし、私のことを信用して下さるのなら、その通りしていただけないだろうか。」

熱心に話す、マルカーニ。マチルダは、急に怖くなった。

ショパンヌが何か大きな事件に巻き込まれているのではないだろうか。

このマルカーニさんを信じていいものだろうか。

しかし、今は、ショパンヌを探すことが先である。

「約束しましょう。ただし、マルカーニさんの言う月食の日までにして下さらないかしら。」

笑みを浮かべたマルカーニは、「それでいいのです。それでは、月食の日まで。」

その夜、マチルダは、始めて1人でお酒を飲んだ。

バーボンにワイン、それと同じ量のコーヒーを入れる。

ショパンヌが好きだったLunar eclipseと言うお酒である。

ショパンヌが買ってくれた月のネックレスとマルカーニの言う月食の日、何かの関係があるのだろうか。

マチルダは、不安に潰されそうだった。

Lunar eclipseを飲みほし、眠りについた。



翌朝、電話のベルで目が覚めた。

いつもより、長くなっている。

マルカーニとの約束が浮かぶ。

「ブーリー警部かもしれない。電話にはでないことにしましょう。」

その後も数回なったが、電話に出ることはなかった。

そんな日が数日過ぎたころ、新聞には、月食の日が明日と書いてある。

ショパンヌとようやく会える気持ちと、それ以上の不安を抱き、月食の日を迎えた。

ジジジッ!

ドアのベルが鳴る。

「マチルダさん。私だ。マルカーニだ。」

ドアを開けて、マルカーニと話す。

「マルカーニさん。今日がお約束の日ですね。ショパンヌはどこにいるのでしょう。」

「落ち着いて下さい。今晩、ベイカー・ストリート駅の18:00出発のヘンドン・セントラル方面行きの列車に乗ってください。その列車の中で、またお話しします。このチケットを持ってきてください。それでは。」

そう言うと、マルカーニは足早に去って行った。



少し早めの時間に、マチルダは、ベイカー・ストリート駅に着いた。

既に、ショパンヌと会える喜びの方が、ここ数日の出来事を上回っていた。

気分の高揚する中、マチルダは覚えのある声に呼び止められた。

「マチルダさん。私ですよ。ブーリーです。あれから、何度かお電話を差し上げたのですが。」

ひとしきりの会話の後、マチルダは、ヘンドン・セントラル方面行きの列車に乗り込んだ。

チケットを渡すと、一番後ろの車両に案内されたマチルダは、席に座った。

それからしばたくして、マルカーニとブーリー警部が一緒に現れた。

「マルカーニさん。これはどういうことなの。」

マチルダは、困惑している

「マチルダさん。落ち着いて下さい。私から説明します。」

そう言うと、マルカーニとブーリー警部は席に座った。

ブーリー警部が徐に話し出す。

「マチルダさん。私はあなたに嘘をついていた。許してほしい。ショパンヌとは仕事柄仲良くしていてね。あなたが私を訪ねてくることも、ショパンヌから聞いていたのさ。」

続けざまに、マルカーニも話しだす。

「ショパンヌとブーリー警部と私は、最も信頼している仲間なのさ。」

それからの話しにマチルダは引き込まれた。

月のネックレスは、3人の仲間の証であること、そのネックレスを購入したお店の主人は、マルカーニの使用人であること。

マルカーニとブーリー警部の話しで、人間関係が繋がり、不思議な気持ちになったマチルダ。

「質問してよろしいでしょうか。」



・・・・・・・・・


書きながらバカらしくなってきましたな。

こんなもんで。

古臭い洋物のミステリーが読みたいですな。

終わり。




『KAGEROU』に対抗して『TOKAGE』か



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評価:
齋藤智裕
ポプラ社
¥ 1,470
(2010-12-15)

水島ヒロさんの『KAGEROU』が本日発売である。

少し気になりコンビニで販売していたら購入してしまいそうな感じである。

ストーリーは、リストラされ、借金もあり、飛び降り自殺を決意するも、怪しげな人に声を掛けられ、謎の組織と契約する。

みたいなことを、どこかに書かれてあった。

さて、『KAGEROU』に対抗して、タイトルを考えてみた。

『TOKAGE』

ストーリーは、独身OL40歳、アラフォーと言われる世代だ。

性格はキツいと職場の仲間からは思われ、陰でのあだ名は、トカゲ。

ある日、会社から全社員に通達があった。

早期退職の応募についてである。

自分には関係ないと思っていたが、ある日、上司に呼ばれて、早期退職に応募するように言われた。

自暴自棄になり、夜の街を1人で飲み歩く生活が続いた。

そんな中、事件に巻き込まれる・・

あかん、書きながら1人笑い・・・

これ面白そうですな。